はじめてカメラを手にしたのは、父親から買ってもらった富士フィルムの「ペット35」。小学6年生だった。その1960年代のはじめから撮り貯めた、とっておきの思い出鉄道写真と、今もバリバリ撮り続けている鉄道写真をエピソードと共に紹介します。
1961_10_3 撮影の一枚。
判読できる文字は、「クロロマイセチン 白十字」や映画「青年の樹」の看板。さらに「フジカ 8ミリシネ」「蕎麦」など・・・
写真の三輪車は、新三菱重工KKの「三輪ペットレオ」。この車には、「複写機 リコピー」の文字がホロに描かれている。
諸元は、310CCエンジン、13馬力、重量は350kg、2人乗り、最大積載量300kg。
当時の「モーターファン」誌の自動車ショー特集によると、価格は23万円だ。