はじめてカメラを手にしたのは、父親から買ってもらった富士フィルムの「ペット35」。小学6年生だった。その1960年代のはじめから撮り貯めた、とっておきの思い出鉄道写真と、今もバリバリ撮り続けている鉄道写真をエピソードと共に紹介します。
1965年のころ撮影の一枚は、高操(高崎操車場)のハンプ近くに止まっているD51。
このころの国鉄は、貨物輸送にハンプ付きの操車場が必要でした。
D51が引き上げ線に貨車を引っ張りあげたあと、ハンプ、つまり(下り)坂を利用して貨物列車を組成していたのです。
撮影時刻は、仕業のない昼休みだったのだろうか?
ここの仕業はこのD51の他に、D50や96も使われていたのを覚えている。
60年も前の高操の記録だ。