はじめてカメラを手にしたのは、父親から買ってもらった富士フィルムの「ペット35」。小学6年生だった。その1960年代のはじめから撮り貯めた、とっておきの思い出鉄道写真と、今もバリバリ撮り続けている鉄道写真をエピソードと共に紹介します。
「わが撮り鉄人生」で印象深い駅のひとつは、信越本線横川駅。
この一枚の撮影は、1997年の夏だろう。
この年の秋に長野新幹線が開業し、ここ信越本線の横川~軽井沢間の鉄路は分断、廃線となった。
この駅名標には、かつて軽井沢方には「熊ノ平」、高崎方には「松井田」の駅があった。
中学生のとき、この「熊ノ平」駅を利用した碓氷峠遠足に参加している。
標高は、ここ横川で386メートルとあるので、碓氷峠あたりは1000メートルほどだろうか。