1965_3 ごろの一枚。
高崎操車場(高操)のハンプ近くに停車中のD51形261号機。
高崎第一機関区の所属機だ。
高操のハンプでの貨車の引き上げには、9600形、D50形、D51形が使われていた。
この地区で見られるカマは、他にはC58形やC12,C11で、両毛線や八高線、足尾線を走っていたが、今の時代と違って、バイクや車などがなく十分な撮り鉄には、「機動力に少々欠けていた」。
当然、この一こま一こまは私にとって貴重な遺産だ。
はじめてカメラを手にしたのは、父親から買ってもらった富士フィルムの「ペット35」。小学6年生だった。その1960年代のはじめから撮り貯めた、とっておきの思い出鉄道写真と、今もバリバリ撮り続けている鉄道写真をエピソードと共に紹介します。
ぐんま車両センターのELとDLの5両の営業運転の終了が発表された。
2024_6_6 のJR東日本高崎支社からの発表で、知りえたのは、今朝7日付けの上毛新聞だった。
発表によると、この9月にファイナル運転が横川、水上、桐生の往復で行われるとのこと。
この一枚は、2023_9_3の信越本線の群馬八幡~安中間での撮影で、「ELぐんま よこかわ」を牽引しているEF65501。
他に引退するカマは、EF641053,EF641001、DD51842,DD51895。
時代が変わるこの秋だ。
ココは、この区間がヨンサントウで新線に移るため、廃線になるのでポールが立たなかった場所。
驀進してくるC60をほぼ正面からとらえた一枚。
ポールがないと、撮影の自由度が増すので、貴重な区間だった。
ここを走っているカマは、4種。
貨物のD51、旅客のC60とC61。
それに重量貨物列車は、D51の重連で、急行旅客列車はDD51の重連。
この日、他の撮影者はいなかったので、至福の時を過ごすことができた夏休み入りだった。